家計を知るところからはじめよう

注文住宅であっても建売住宅であっても、購入するときに誰もが利用することになるのが住宅ローンです。その住宅ローンの申し込み先選びで失敗しないようにするためには、まずは現在の家計を知る所からはじめなければなりません。普段から収支を記録しているのであれば、その記録をもとに状況を把握して申込先選びに役立てられますが、ぜんぜん記録していない場合は1ヶ月間だけでも良いので家計簿をつけてみましょう。そうすることで、日々発生する費用が数字とともに明らかになり、どれくらいの余力があるのかもわかります。返済に必要なお金は、この余力の中から出すことになるからです。

先々の生活スタイルの変化を想定して申込先を決めよう

住宅ローンは、一度融資が実行されると長い期間をかけてお金を返済していかなければなりません。その間に生活スタイルが大きく変わるタイミングは何度か訪れ、その度に収入や支出の状況も変化していきます。申込先選びで失敗しないようにするためには、先々訪れる生活スタイルの変化をある程度想定しておく必要があります。例えば、まだ就学していない子供を抱える若い共働き夫婦だと、子供の成長とともに生活スタイルの変化が起き、養育費の負担が増えていきます。

このような家庭の多くは、固定金利期間がある変動金利型のローンを提供している所から申込先を選んでいますが、収入が多くて家計に余裕がある家庭だと、とにかく早くローンの残高を減らせるようなプランが設定できる金融機関の中から申込先が選ばれるケースもあります。

愛知の注文住宅の実例を一度に比較したい場合、住宅展示場に足を運ぶことで、ハウスメーカーのモデルハウスを見学することができます。