低予算でも建築が可能

土地の単価が高い都市部などでは、建坪面積がわずか10坪ほどの狭小住宅を見かけることが少なくありません。この狭小住宅には様々なメリットがあるのですが、数あるメリットの中でも大きいのが、それほどお金を掛けずに建てられるという点です。それほど広い土地を必要としないため、例えば坪単価が200万円を超えるようなエリアであっても、5,000万円以下の予算で土地と建物両方を購入できるのです。そのため、マンションではなく戸建を希望しており、かつなるべく都市部に住みたいという家庭にとって、狭小住宅は魅力的な選択肢になるでしょう。

維持費がそれほどかからない

二つ目のメリットは、維持費がそれほどかからないという点です。狭小住宅は狭い土地に建てられるため、毎年納める固定資産税の評価額が低くなりがちです。また、土地のほとんどを建物が占めるため、庭などの外構を設ける必要があまりありません。外構を設ければ、それを維持するために手間も費用もかかるのですが、狭小住宅の場合には外溝部分がほとんどないため、そういった出費がいらないのです。

家族の距離が近くなる

三つ目のメリットは、家族同士の距離が近くなるという点です。狭小住宅は、限られたスペースをうまく使わなければならないため、必然的に家族が顔を合わせやすい間取りになります。広い家だと、子供が自分の部屋にこもってなかなか話す機会がないということも起こり得ますが、狭小住宅の場合にはそういった事態にはなりにくいのです。そのため、家族間のコミュニケーションを重視したいという方にとっては、狭小住宅はおすすめであるといえるでしょう。

狭小住宅は土地が狭いので安価での購入が可能です。また家を建てたあとに毎年かかる固定資産税も安くなります。